にふぇーでーびる(ありがとう) 沖縄県糸満市に行ってきました~

こんにちは。

子ども会副会長の

石澤です。

 

 

皆さん、
厚木市と沖縄の糸満市が

友好都市になろうとしているって

ご存知ですか?

 

 

そのための準備に

515日(火)~17日(木)、

糸満市への訪問団の一員として

厚木市子ども会を代表して

行ってきました。

 

(正式に締結するのは

8月の鮎祭りの時、

厚木市で行いますね。)

 

メンバーは、小林市長をはじめ、

市議会議員、商工会議所、農協、

観光協会、自治連、体育協会、

老人クラブ、子ども会、市役所の

関係部署のそれぞれの代表の方々、

総勢27名です。

 

3日間の内容を

一部ですが、

ご紹介します。

 

 

と、その前に・・・

 

糸満市は沖縄本島の最南端にあって、

那覇から南へ12Kmのところにあります。

人工は約61000人で、

伝統工芸に琉球ガラス、漆器があり、

市の南部は沖縄戦最大の激戦地でした。

 

亜熱帯海洋性気候で、

年平均気温が22℃~23℃ですが、

夏季は30℃を超え、

湿度も80%以上になるので

熱帯なみの暑い日が続くそうです。

 

1日目〕
友好都市覚書締結式

色違いでおそろいのかりゆしを着た

厚木市小林市長(右)と糸満市上原市長(左)

  

 

〔2日目〕 
糸満市内の各施設を視察しました。

 

ジョン万次郎像

今年2月、
167年前にジョン万次郎が上陸した
大度(おおど)海岸に
ジョン万次郎の足跡を伝えるものとして
作られたそうです。

ここ大度海岸は
ウミガメやサンゴなどの
希少動物が生息する場所だそうです。

 

平和祈念公園

 

沖縄戦終焉の地の

摩文仁(まぶに)の丘陵を南に望み、

南東側に険しく美しい海岸線を

眺望できる台地にあります。

 

 

広い公園内には、

沖縄戦の写真や遺品などを展示した

平和祈念資料館や国籍や軍人、

民間人の区別なく沖縄戦で

亡くなられた全ての人々の

氏名を刻んだ「平和の礎」が並び、

 

摩文仁の丘の上には、

府県、団体の慰霊塔が

50基建立されています。

 

 

神奈川の塔は、

南方諸地域で戦没された

神奈川県の40,680名の

戦没者を追悼するために

 

建立されたものだそうです。

ここが有名なひめゆりの塔です。

沖縄戦で看護要員として動員され

亡くなったひめゆり学徒の鎮魂のために、

建立されたものです。

 

 

 

塔のそばの穴は

 

ガマと呼ばれる「伊原第三外科壕」です。

琉球ガラス村

ショップの他作品作りができるコーナー、

ガラス職人が作製する見学コーナー、

 

ギャラリー、レストランがあります。

サンティンモー

糸満市内を一望できる高さ30メートルほどの
石灰岩丘陵上にあります。
かつては海上で船が現在の位置を確認するための
目印にもなっていたそうです。

糸満ハーレーの時は、
出発の旗がここで振り下ろされるそうです。

 

また、
昭和天皇の即位を記念して建てられた
「御大典記念碑」がありますが、
無数の弾痕の跡が残る戦争遺跡になっているそうです。

まさひろ酒造

泡盛やもろみ酢を製造しています。

会長さんが紹介してくれたのは、

左がまさひろ酒造の

泡盛8年古酒「黄金」(くがにと読みます)と

 

右が厚木市黄金井酒造の

イモ焼酎「黄金の露」です。

 

 

糸満市庁舎 

 

ソーラーパネルが市庁舎の周りにはりめぐらされています。

道の駅いとまん

おさかなセンター

ファーマーズマーケット うまんちゅ広場

遊・食・来(ゆくら)お土産コーナー

 

情報館

焼き肉バイキングコーナー  
の施設があります。

 

写真は山のように置いてあるパイナップルです。
500円くらいです。

かわいいバスガイドさん(^O^)/

民泊

糸満市は民泊制度が充実しており、

子ども会は友好都市の

宮崎県都農町と民泊を利用して

毎年交流しているそうです。

 

この他、魂魄(こんぱく)の塔

(戦後最初に建てられた慰霊塔で、

戦後放置されたままの遺骨を

拾い納められた石垣で固められた塔。)

緑の散歩道、パークゴルフ場、

 

体育施設などを視察しました。

意見交換会

産業・農業部門と文化部門に

分かれ意見交換をしました。

 

文化部門では、

スポーツ交流、青少年の体験交流、

平和に関連した方の派遣交流、

伝統芸能の交流、平和教育の資料提供などの

テーマで話合われました。

 

子ども達の交流

29年度、糸満市より

小学生のミニバスケットボールチームを

青少年スポーツ交流として受け入れました。

 

今年度は糸満市より

中学生のサッカーチームを

受け入れることになっています。

29年度に引き続き今年度も

厚木市と網走市より

中学生を派遣して青少年平和交流をします。

 

沖縄県の歴史

 

沖縄戦は、

昭和20年(1945年)3月、

アメリカ軍を主体とする

連合国軍の慶良間諸島上陸から始まり、

6月まで本島でも激しい戦いが繰り広げられ、

10万人以上の住民が亡くなりました。

 

戦争で亡くなったたくさんの人を

慰霊するために

各所に慰霊碑が建てられました。

 

昭和47年(1972年)5月15日に

日本に返還されるまで、

27年間アメリカの統治が続き、

 

その間に設置された米軍基地は、

今なお存在しています。

 

 

まとめ

このように沖縄県は辛い歴史のうえに現在があります。

厚木市の子ども達が

戦争の悲惨さや平和の尊さを

学ぶ機会が得られれば

とても意義のあることだと思います。

 

さらに青く澄み切った糸満の海で、

マリンスポーツを体験できたらと思います。

 

是非子ども会同士での交流が

実現することを希望してやみません。

 

※写真2枚目と13枚目は糸満市のホームページより引用

※にふぇーでーびる……沖縄県の方言で「ありがとう」

 

以上、

子ども会副会長 石沢の

沖縄レポートでした(^O^)